坂東三十三箇所観音霊場【慈光寺】を巡拝し御朱印帳に御宝印を戴いて来た [坂東三十三箇所観音霊場]
【慈光寺】
住所:埼玉県比企郡ときがわ町大字西平386
札所:第09番
山号:都幾山(ときさん)
院号:一乗法華院
寺号:慈光寺(じこうじ)
通称:
本尊:十一面千手千眼観世音菩薩
宗派:天台宗
私の坂東三十三箇所の観音霊場巡りの最初を飾った場所です
マイカーで関越自動車道、東松山ICから254号線を小川町方面に進む
看板を見ながら山道を登って行くと右手に駐車場の看板が出る
そこからも本堂へ行けるが、ちょっと道を戻って釈迦堂跡の横から登る
釈迦堂は、賽銭泥棒により焼失したと住職の奥様にお聞きしました。
本堂の阿弥陀堂から左手にある参道を登り、般若心経の道を進む
そして観音堂に到着し参拝、帰りに宝物殿に立ち寄りました。
本堂にてご本尊様、如来様など参拝し納経を行いご宝印を戴きました。
◇ご宝印
【ここは見ておこう!】
◆開山塔 国指定重要文化財
総高5.1mの木造一重宝塔で、唐招提寺開山鑑真和上の高弟釈道忠の為の
塔と言われております。
現存塔は天文25年(1556)頃の再建塔との事で、事実修理に伴い実施
された発掘調査では、約1200年前の須恵器壺(埼玉県重要文化財)や
約900年前の常滑大壺、前身塔の飾り金具(埼玉県重要文化財)が出土し
立て直されたとの事です。
木造一重塔の宝塔は全国的に類例が少なく極めて重要なものの様です。
◆銅鐘 国指定重要文化財
日本臨済宗の開祖栄西禅師の高弟で慈光寺〝塔頭霊山院〟の開山栄朝禅師に
より寛元3年(1245)に慈光寺に奉納されたとの事です。
作者は名工物部重光で鎌倉建長寺の銅鐘も同様(鐘に作成記録があります)
高さ150cm、重さ709kg
◆こちらでは、他に国宝の法華経一品経並びに紙本墨書大般若経があります。
また、同じく国宝で密教の祈願に用いられた金銅密教法具もあります。
宝物殿展示館がありますのでお立ち寄りください。
⦿千手千眼観自在菩薩
一本の手で25の願いを叶えるとされているそうです。またこちらの
千手観音様はその手の中で一本だけ後ろを向いているのが特徴とされて
いるようです。母親(観音様)が子供(人)を背負っているお姿だそうです。
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2016-11-20 18:15
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